いーちゅんの思考

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経営戦略を学んでいこうpart1

 参考にさせてもらった本は、音部大輔著『なぜ「戦略」で差がつくのか』(以後①)、琴坂将広著『経営戦略原論』(以後②)である。

 戦略とはなにかについて、考えたことがなかったというかその思考回路すらわからなかったのであるが、考える以外の選択肢がないような状況に自らを置きにいったので、このような形で載せていきます。

 戦略は抽象性具体性によって解釈の仕方に差が生じるものだといえる。①より、戦略は方針ともよべるものであるという前提で進めていくということが述べられていた。②では、ミンツバーグの経営戦略の「5P」を参照して、経営戦略論の多様性について冒頭に述べられている。では、経営戦略をする上で、今どの粒度で話を進めているのかという共通認識をとることの大事さがこれらから感じ取ることができる。

 ①の方針に則ると、戦略において大事な要素は二つであり、「目的」と「資源」とのことであった。この二者のバランスは非常に大事であると僕自身も感じる。先日にあった話し合いでも、私は「目的」と「資源」の話で大半を占めていたように思う。目的はある種、理想のようにもとることができる。一方で、資源は現実であるといえる。目的と資源の二つの要素は、理想と現実のように、相互に何度も捉えるべき要素であると考えることができる。